ツアーとコンサート

Gorillazのユニークなサウンドが世界へ。

© Denholm Hewlett

最新アルバム”Humanz”を提げたゴリラズのツアーは、彼らにとって最も成功したものであり、2017年のアメリカとヨーロッパで大変人気のあるチケットとなりました。その成功の一因は、プロダクションマネージャー のジョエル・スタンレーが念入りに用意したツアーセットです。
「ツアーは、小さな会場でのウォームアップで始まった」とスタンレーは言います。「そのうちに映像を用いた背景、より多くの照明、最終的には全く新しい、個人的には非常に驚くべきPAシステムを追加することで成長していった。 マット(ゴリラズのFoHエンジニア)は非常に満足していたと思う。」

© Mark Allen

マット・ブッチャーは、バンドが始まって以来GorillazのFoHを担当しています。モニターはデーブ・グエリンが担当しています。コロラド州デンバーのブラウンノートプロダクションから提供された新しいd&b audiotechnikのGSLシステムの長所を二人は戸惑いなく称賛します。「これは大きな前進だ」とブッチャーは語り 「それは驚くべき発見だった」とグエリンは指摘します。

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GSLシステムへの変更はブラウンノートの製品への信頼と、偶然の一致の結果だった。「ブラウンノートはすでにJ-TOPを200台以上保有しており2017にはd&bのオフィシャルパートナーになっていた。」とブラウンノートのオーディオ部門代表兼ツアーのクライアント マネージャであるベン・シャピロは話します。「先ごろに行われたドイツでのSL-Seriesの試聴会で体験したものは、その技術と精度において驚くべき飛躍だった。」
Brown Note代表のRyan Knutsonは「ドイツでGSLシステムとJ-Seriesを聞いた時、僕たちは今目の前にあり聴いているものは非常に特別で革新的なものであると確信していた。パターンコントロールがいかに優れているかは聴き比べてみるまで分からなかった。d&bは今までもパターンコントロールに優れていて、それがd&bを世界で最も安定したシステムの一つにしているんだ。」

Brown Noteがすぐに発注をしたことがこのデモの魅力を立証しています。「Mattは試してみることを熱望していた」とShapiroは続けます。「タイミングもぴったりだった…Brown Noteとd&bはこの新しいGSLシステムをドイツの工場から直接ツアーへと出荷する合意をするに至ったんだ。」
「スタジアム規模を想定した物ではあるけれど、そのサイズと重量は問題なかった。アリーナツアーにちょうどよく応用できたし、Gorillazツアーにはパーフェクトだった。」とShapiroは言います。長年d&bのシステムを信頼しているMatt Butcherにとって、利点は多かった。「冗談ではなく、ステージ上でメインシステムの後ろのどこに立ってもシステムの音が聞こえずステージ上の音しか聞こえないんだ。更に後ろに下がればもう本当に聞こえない。使い勝手は最高だった。」

「冗談ではなく、ステージ上でメインシステムの後ろのどこに立ってもシステムの音が聞こえずステージ上の音しか聞こえないんだ。更に後ろに下がればもう本当に聞こえない。使い勝手は最高だった。」Matt Butcher, Gorillaz FoHエンジニア

もちろんあらゆる意味でモニターミキサーとバンドにとってはこれは利点である。ではハウスにいるButcherはどうだろう?「メインシステムのパンチが増したことにすぐに気が付いた。ドラムセットから抜けてくるスネアの音がただただ素晴らしい。あらゆる音が直接的だ。私と、私の素晴らしいシステム技術者であるPerttu KorteniemiはデスクモニターとしてY10Pを用意していたのだけれど、何度となくオフしに行き既にオフになっていることを確認したよ。私たちが聞いていたのはメインシステムだったんだ。」

© Denholm Hewlett
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モニターのGuerinは「今まで聴くことが出来なかったものをモニターウェッジでも聴けるようになった。今までどのシステムを使ってもシステム背面からの音漏れでかき消されていたアコースティックギターやキーボードのローエンドのような音が。これは本当に重大なことなんだ、というのは私のいる所からはPAが消えてしまったように聞こえるからFoHのMattに大丈夫か?と聞いたほどだ。」と熱く語ります。「ヨーロッパツアーが終わった後GSLはアメリカへ輸送され、この素晴らしい新システムがアメリカでも使えるようになった。」とShapiroが加えます。

「ドイツでGSLシステムとJ-Seriesを聞いた時、僕たちは今目の前にあり聴いているものは非常に特別で革新的なものであると確信していた。パターンコントロールがいかに優れているかは聴き比べてみるまで分からなかった。」
Ryan Knutson, Brown Note