ツアーとコンサート

Electric Daisyのパーティーを“サウンドのブランケット”で包み込むGSL。

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Las Vegas Motor Speedwayは毎年、様々なライブミュージック・ステージ、フードとショップを抱合するエレクトロニック・ダンスミュージックの村へと変貌します。1日あたり10万人以上がそこに留まって、3日間のElectric Daisy Carnival(EDC)で多様なジャンルのエレクトロニック・ミュージックをエンジョイします。

ラスベガスに本拠を置く3G Productionsは11年連続で、Cosmic Meadow、Kinetic Field、Circuit Groundというスピードウェイの3大ステージの現場でオーディオ制作を管理しています。3G Productionsの上級システムエンジニアであるJulio Valdez氏は、EDCのフラッグシップ的フェスティバルの各ステージでd&b audiotechnikのサウンド・リインフォースメントを規定しました。

「このイベントでは、新しいGSLシステムを含む750以上のd&b audiotechnik製ラウドスピーカーを使用しました」とValdez氏は語ります。「各ステージで少なくとも500フィートのスローが必要となりますが、これは砂漠の天候を考えるとたやすい仕事ではありません。湿度が5%以下に下がると、そうした距離で高周波数を得ることは非常に困難になります。使用している製品の性能を十分に理解していなくてはいけません。d&bのラウドスピーカーではとても良い経験をしました。私たちは、“サウンドのブランケット”をもっと良いものにするためにディレイを用いました」  

Valdez氏はCosmic MeadowステージのためにSLシリーズのGSLシステムを導入しました。ステージに最初に来た人たちは正面エントランスから到着する様子を見ることができます。これは、新型ラウドスピーカーの集合体としては、現在のところ世界で最大のものでした。

「GSLシステムでは、プラニング、モデリング、制御を行うためのd&bソフトウェアスイートが利用されているので、低い湿度にも簡単に対応できました」とValdez氏は説明します。結果的に、私たちは200フィートのところにディレイタワーを配置するために十分なスローが追加的に得られました。草の上に設置することは厳重に禁止されていましたが、これを避けることが出来ました。あれで本当に命拾いしましたよ」

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2つのタワーのセットでは、奥行き500フィート、幅600フィートの聴取エリアを均等にカバーするために、10台のGSL10と2台のGSL8ラウドスピーカー、それに加えて2台のグランドスタックされたSL-SUBからなる、個々に設置されたフライングアレイを利用しました。

Kinetic Fieldでは、Valdez氏は実力実証済みのJシリーズシステムを規定しました。「Cosmic Meadowと似て、奥行きは500フィートでしたが、ここでは幅700フィートのリスニングエリアをカバーしなければなりませんでした。メインPAに加えて、1列目のディレイでは4つのアレイを使用し、2列目のディレイでは4つのアレイでVアレイを用いました。昨年も同様のシステムを使用して、同じく素晴らしい結果が生まれました。どこにいようとも、サウンドは最高です」

Valdez氏は、各ディレイタワーの下にB22-SUBのスタックを設置することによって、エリア全体にわたってローエンドを拡張しました。システム全体を駆動したのはd&b D80アンプです。Valdez氏はそれについて、「暑さの中でも、D80アンプはまったく問題なく完全にその性能を発揮できます。本当に馬車馬のようですよ」とコメントします。

「この巨大イベントでは、卓越した音質とカバレージが必要となりますから」とValdez氏は結論づけました。「クライアントの期待を超えると確信しているので、私たちは一貫してd&bシステムを頼りにしています。私たちは昨年、Cosmic Meadowsのために別のシステムを使用しましたが、新しいGSLシステムの印象は抜群だと言わざるを得ません。チームの誰もが最終的な結果にとても満足していました」